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瞬間を生きる切なさ 〜「ゆきむすめ」
夕食時、いつものようにテレビの天気情報をつけたところ、
「明日は首都圏でも雪が積もるでしょう」とのこと。
保育園の送迎や電車通勤がある大人としては、できれば雪は降ってほしくない…

就寝前、今度はウェブで天気情報を確認すると、我が家付近は雨かみぞれ。
すると、今度は娘たちががっかり。
そのせいか、次女は寝る前に読む絵本を選ぶときに、「ゆきむすめがいい、ゆきむすめ!」と指名してきました。

「ゆきむすめ」はロシア民話。
今回ご紹介する福音館書店の作品は、誰もが知ってる「おおきなかぶ」と同じ、内田 莉莎子さんと佐藤忠良さんのコンビによるものです。

こどものいない老夫婦は、冬のある日、積もった雪でかわいい女の子を作ります。
すると、なんと本物の女の子に!
老夫婦はそれは喜んで育てますが、季節が春〜夏になるに従って、ゆきむすめはなんだか気分が優れない日が増えてきます。
そしてある日…。

日本の「ももたろう」や「かぐやひめ」と同じようなシチュエーション。
むかしばなしは万国共通なのでしょうか。
けれど、これらのお話のなかでも、「ゆきむすめ」は最も切ない結末を迎えます。

ハッピーエンドではないお話は、何ともいえないやるせなさや寂しさを読後に感じますが、それだけに強烈な記憶として残るもの。
家族の大切さ、瞬間を生きることの切なさなどが胸に突き刺さり、人生の本質を突いているような気がして、私にとっては、一生大切にしたい絵本のうちのひとつです。

さて、明日は雪が積もるでしょうか。
こどもたちの笑顔は見られるかしら。
やがて溶けてなくなってしまう雪と同様、今、この瞬間しか見ることができない、こどもたちの喜ぶ姿を見たい気もしてきました…
posted by: hee-san | むかしばなし絵本 | 23:29 | comments(0) | - | - | - |
昔話絵本の贅沢な魅力 〜「いっすんぼうし」
今回、新しく「むかしばなし絵本」というカテゴリーを作ってみました!
近頃こどもたちには、新しいシリーズものの絵本が人気で、店頭でも目立っていますが、ふと、昔話の名作絵本はどの程度読まれているのかなあ、と気になったからです。
一見目立たない、昔話絵本の魅力にも、気づいてほしいなあと思います。

昔話は、今さら私が述べるまでもないのですが、名作ぞろいです。
なんといっても、大昔から伝えられてきたお話で現代まで生き残っているのですから、厳選された作品、といっていいですよね。

しかも、昔話には不思議な力があるような気がします。
大人になってから冷静にストーリーをみると、
「ちょっと強引すぎる展開だな」とか、
あまりにもバッサリと残酷な仕打ちに驚いたりもしますが、
それでも読み終えると、不思議に充実した満足感が残るのです。
私は児童文学者ではないので、その要因分析は専門家に任せますが、とにかく昔話には、何か精神的な効用があるような気がしています。
まあ、こどもの頃から、親や先生から繰り返し読み聞かされてきた、刷り込み効果かもしれませんが…。

そんな「超」有名なお話ですから、さまざまな作家による作品が存在するのが、昔話絵本の特徴です。
さあ、どの作家さんの絵本にしよう?と迷ってしまいますね。
今回ご紹介する「いっすんぼうし」も、amazonで検索しただけで、なんと20種類以上出てきました!

私のような絵本オタクには、それだけ選べる数がある!と嬉しくなってしまいますが、実際、書店にこどもと一緒に行くと…。
回転式のラックに並んでいる、アニメーションのようなイラストの作品にこどもはまず目がいくので、せがまれておじいちゃんが買ってしまった…なんてパターン、想像つきますよね。

いやいや、恐ろしい。
すばらしい作品が、ひっそりと棚に並んでいるのに、気づいてもらえないなんて…。

この「いっすんぼうし」の絵を描いている秋野不矩(あきの・ふく)さんは、文化勲章も受賞された有名な日本画家で、浜松市には美術館もあります。
表紙を見ただけでわかっていただけると思いますが、ため息が出るような、大胆かつ繊細で美しい、独特の色使いで絵を描く方です。
絵本の仕事も多く、我が家にも、私が幼少時にお気に入りだった「ちいさなたいこ」や、「きんいろのしか」などがあります。

そんな作家さんですから、こども向けの絵本といえど、その芸術性の完成度の高さといったら!
今時は、「こどもの頃から本物を」と、美術館などにお子さんを連れて行く方も多いと思いますが、わざわざ高いお金を出して、遠くまで出かけなくても!
こんな身近なところに、本物の芸術があるのです!
ああ、絵本って、なんて贅沢なんでしょう

しかも、我々大人は、「こんなところが素晴らしい」といちいち感動するわけですが、こどもは、ただ当たり前に、ありのままを受け入れる。
それも、魅力的なお話と一緒に。
そうして、家族同様いつもそばにあり、いつでも好きなときに取り出して、何度も繰り返し読むことで、彼らの記憶にしっかりと残り、財産となっていくのです。

だからこそ、私たち大人は、たとえ一冊の絵本であろうと、きちんと責任をもって自分の目で確かめて認めたものを、こどもたちに読ませてあげたいなあ、と思うのです
posted by: hee-san | むかしばなし絵本 | 23:17 | comments(0) | - | - | - |