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4年前の今日を伝えていく 〜 「はなちゃんの はやあるき はやあるき」
4 年前のあの日は、たまたま次女が熱を出したので、私は会社を、次女は保育園を休んでいました。
お昼ごはんのあと薬を飲ませ、ようやく次女が寝ついた頃、地震はやってきました。

いつもより揺れが大きくて長い。
しかも、治まるどころかどんどん激しくなってくる。

慌てて寝室を飛び出し、台所の食器棚の扉が閉まっていることを確認した後も、まだ揺れ続けています。
居間にある熱帯魚の水槽からは、左右に揺れるたびに水がバッシャン、バッシャンと投げ出されていました。

これはただごとじゃない。
すぐ寝室に戻ると、寝ていたはずの次女は驚きで目をかっと見開き、硬直していました。

ようやく揺れが治まったので、次女を抱いて居間へ戻りましたが、私もいつもの精神状態ではなかったのでしょう。
なぜか
「とにかく、こぼれた水を拭き取らなきゃ」
と、ぼーっと考え、雑巾で床を拭きました。
そして拭き終えてようやく、地震の状況を確認しようと思いつき、テレビのスイッチを入れました。

そこに現れたのは、陸前高田の映像でした。
沖から、発生した津波が沿岸に到達し、次々に陸地を飲み込んでいく。
そんな状況を、自衛隊が空から撮影しその映像を流していたのです。

まるでミニカーのように水田の間の道を懸命に走る車が、迫り来る津波にとうとう追いつかれる姿。
ダンプカーの運転手は、陸橋の上に車を駐めて津波の様子を眺めていました。
まさに今にも彼のいる高さまで津波が到達するというところを、カメラは移動していきました。

私は、目の前に拡がる光景が現実のものとは信じられないと思いつつ
「お願い、早く逃げて!」
という叫びも声にならず、ただ固まって見ているだけしかできませんでした。
あまりの衝撃にしばらく何も考えられず、数分後私はようやく、小学校に長女を迎えに行かねばと我に返ったのです。

あれからというもの、東京湾に津波が来たらと思うと怖くて、海で溺れたことがありその怖さを知っている私は、地下鉄が苦手になりました。
あの映像を思い出すだけで、今も心臓がバクバクします。
4年という歳月が経っても、その光景はしっかり焼き付いており、到底忘れられません。

毎朝、家族と「いってきます」「いってらっしゃい」をするとき、いつも
「もう二度と会えないかもしれない」
と覚悟を持って、心を込めて「いってくるね」と言います。
大げさかもしれないけど、考え過ぎかもしれないけど、でもその可能性はけっしてゼロじゃない。
人生は、いつなんどき、何があるかわからないから。
当たり前にあると思っていることが、奇跡かもしれないから。

「はなちゃんの はやあるき はやあるき」は
「奇跡の脱出」としてニュースになった、岩手県野田村保育所をもとにした絵本です。
何年経っても、あのときのことは忘れられない。

だけど、もし少しずつ忘れてしまったとしたら、それも怖い。
だから、忘れてしまう前に、書き記しておくことにしました。
それぞれがそれぞれの体験を、さまざまな形で、伝えていかねばと思います。
posted by: hee-san | 絵本 | 23:47 | comments(0) | - | - | - |
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