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もうすぐ春が来る 「ふくはうち おにもうち」
一月も、あっという間に終わりですねえ。
この間お正月だったばかりなのに、今週末はもう、節分です。

節分の日、我が家は毎年、鬼のお面を被った夫に向かい、私と娘たちが豆を投げつける、というのが定番の行事。
ですが、長女も次女も、3歳までは鬼のお面を見るだけで涙目になり、それをパパが被ると本気で大泣きして逃げ回っていました。
パパだっていうことはわかっているのでしょうけれど、お面とはいえ、鬼の顔が迫ってくるのは相当怖かったようです。
でも、4歳になった次女、さすがに今年は泣かないでしょうね。
娘たちには悪いけど、鬼を怖がって泣く姿も可愛かったので、母としては、ちょっぴり残念ですが…。

さて、節分の絵本といえば!
間違いなく、この作品がオススメです

作者の内田鱗太郎さんは、「言葉の魔術師」と言われるほどの作家さん。
「がたごと」や「ともだちや」シリーズなどが有名ですね。
我が家にも、知らないうちに内田さんの作品がいくつもあります。
岩崎書店では、山本孝さんとコンビを組んで「えほんのマーチ・行事絵本」というシリーズを、10冊近く出していますが、なかでもとびきりおもしろいのがコレ!

びんぼうな男の家に、およそ鬼らしくもない遠慮深い鬼たちがやってきます。
男は一瞬驚くけれども、人がいいから鬼たちを招き入れてしまい、さて、それからが大変…!

さすが内田鱗太郎さん。
ストーリーもさることながら、その言葉の選び方、リズムのよさが絶品です。
声を出して読むだけで、どんどん気持ちが乗ってきて、娘たちに読み聞かせるつもりが、いつのまにかこちらが夢中になってしまうのです!

昨年の節分には、小学校での読み聞かせに選びましたが、こどもたちも、校長先生も大笑いでした。
抱腹絶倒で読み終えて、気分は壮快。
そしてそれだけじゃなく、なんだか小さな幸せが我が家にもやってきたような、そんな気分にも浸れる作品です。

もうすぐ、春が来ますよ〜。
posted by: hee-san | 絵本 | 23:53 | comments(0) | - | - | - |
愛すべきなまけもの 「ものぐさトミー」
年始早々、ヤバいです
体重計の針が、これまで指したことのない幅に振れています。

原因は明らかです。
思えば、クリスマス、正月と飽食の日々を送りました。
「会社が休みのときくらい自分を甘やかしていいのだ〜」と、夜更かし&寝坊しました。
「寒いから」と家の中でゴロゴロしてました。

するとある日、長女が悲しそうな目で、私をじっと見ているのに気づきました。

(私)「…もしかして、ママ、太った?」
(長女)「…」(コクンと頷く)
(私)「ママ、痩せたほうがいいかなあ」
(長女)「…ふつうがいい」

なんと、もう彼女にとっては「ふつう」にも見えないレベルに達していたようです。
そこで初めて、ようやく体重計に乗り、冒頭の現実に向き合った、というわけです。

さて、ことの重大さに気づいたからと言って、すぐに対応策に走れるくらいなら、そもそもこんな事態には陥らないでしょう。

仕事をしたところで、痩せません
ブログを書いたって、痩せません
ピアノを弾いても、痩せません

そうなんです。
当たり前のようですが、元の体重に戻すには、
「食べる量を減らし」「運動する」
しかないのです。
ところが、なかなかそんな決心がつきません。
元々が、ぐうたらなものですから…。

そんな私にそっくりなのが、この「ものぐさトミー」。
タイトル通り、主人公は何をするにも、ものぐさなトミーくん。
電気仕掛けの家に住んでいるのですが、いわゆる「オール電化」とはワケが違います。
朝、寝たままの状態でベルトコンベアで運ばれ、洗顔も食事も着替えも、すべて機械がやってくれるのです!

実は、最後に痛い目にあう、というオチがついており、こどもたちには「怠けてばかりいると、しっぺ返しがくるよ」という教訓になる、ステキな本なのですが、私は初めてこの作品に出会ったとき、「私だ!」と親近感を覚えてしまいました。

どうせなら、この愛すべきキャラであるトミーくらいに開き直ってしまおうか…という誘惑に駆られているのですが、夫と娘たちの冷たい視線に、これ以上、耐えられそうにありません。
仕方ない。
しっぺ返しがコワイから、まずはストレッチから始めようかなあ
posted by: hee-san | 絵本 | 00:37 | comments(0) | - | - | - |
小さな幸せを積み重ねていこう 「きょうはなんのひ?」
あけましておめでとうございます。
今年のお正月休みはあっという間ですね!
ちょっと前まで大掃除していたと思ったら、もう明日から仕事です。

今年の初詣では、初めて、「世界中のみんなに幸せが訪れますように」と祈願しました。
毎年、家族の健康を祈願するのが恒例だったのですが、やっぱり昨年の震災以来、何をするにも、被災地の方々のことを考えてしまいますね…。

そんなわけで、新年初の絵本紹介は、お正月らしい作品というよりは、あえて…
「きょうはなんのひ?」にしました。

物語の舞台は、小学生の女の子まみこの家の中。
小さな喜びの仕掛けががいっぱい隠されていて、それらを集めていくと、幸せのメッセージが現れる…というお話です。

夕方、一家揃ってこたつを囲むと、まみこから両親へ、両親からまみこへ、プレゼントを贈りあいます。
「りゅうのひげ」も出てきて、ちょっと今年のお正月らしさも味わえるかも?

日常のなかにも、喜びはたくさん隠されています。
そして、そんな小さな幸せの発見を積み重ねて、大きな幸せを感じられたら…。

多くのことは望みません。
どうか、みんなが小さな幸せを積み重ねていける年になりますように
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
posted by: hee-san | 絵本 | 22:35 | comments(0) | - | - | - |
だから絵本はやめられない 「かいわれざむらいとだいこんひめ 」
師走ですねえ。
仕事はどんどん忙しくなるし、土日も用事がてんこ盛り
おまけに、長年愛用してきたiMacがクラッシュ寸前で(電源が突然落ちます)
ブログを書くのも命がけです。
(何もそこまでして書かなくても…という声が聞こえてきそうですが

忙しいときは、すべてが重なっちゃうものですね。
そんなときは、こどもたちと絵本を読む時間くらい、頭を使わずにひたすら楽しみたい。
そこで今回の「かいわれざむらいとだいこんひめ 」の登場です。

どうです?
タイトルからして「ふふふ」っていう感じでしょう?
表紙を見ただけでも、楽しい時間が訪れる予感がします

登場するのはすべて野菜たち
大根の殿様やごぼうの家来。
彼らの姿を見ているだけで吹き出してしまいます。
この際、話の筋はどうでもよくなってきそうですが、ストーリーも力が抜けてていい感じ。
行方不明になっただいこんひめを、かいわれざむらいたちが必死に探すのですが、その真剣ぶりとは反比例して彼らの努力は空回りするばかり。
その情けなさは、わが娘たちにも突っ込まれるほどです

「われわれは かいわれわれ かいわれわれ
舌を噛みそうな、でもリズム感バツグンの言い回しで物語はどんどん進み、あっという間にかいわれざむらいたちは去って行きます。

またいつか、どこかで会えるといいな…
母も娘たちも笑顔になって、満ち足りた気分で眠りにつくことができるのです。

これだから、絵本ってやめられないんですよねえ。
posted by: hee-san | 絵本 | 23:06 | comments(3) | - | - | - |
姉と妹の関係(その1)「ねえさんといもうと」
私には2歳下の妹がいます。
こどもの頃は、よく一緒に遊んだけれど、けんかもしょっちゅうでした。
けんかすると必ず妹が泣き、親から叱られるのはいつも私。
「悪いのは妹なのに!」といつも不満に思ったものでした。

おまけに、小さい頃の妹は、それはそれは愛らしく、周りのすべての人から愛されているように見えました。
幼稚園では、高齢のため、誰も抱っこをせがめなかった先生にも抱っこされていました。
秘かに好意を抱いていた男の子は、「こんなかわいい子が妹に欲しい」と、私のことはあまり相手にしてくれず、妹を可愛がりました。
だからいつだって妹が羨ましくてならず、悔しさもあって優しさを示すことはできなかったのです。

そして、小学校2年生のクリスマス。
朝起きたらいつものように、枕元にはサンタクロースからのプレゼントが置いてありました。

ワクワクしながら包みを開けてみると、大きくて分厚い本が一冊。
青地に金色の箔押しがしてある豪華な表紙に感激してページをめくると、タイトルが。

「愛の四姉妹」、いわゆる「若草物語」でした。
南北戦争時代、父の不在のなか、四姉妹と母親が助け合って生きて行くという、有名なお話です。

そして妹には、この「ねえさんといもうと」が贈られていました。
とても優しく、面倒見がよいねえさんのことが大好きないもうと。
でもある日、世話を焼かれることが嫌になり、そっと逃げ出す、というストーリー。

小さいながらに、「サンタさんって嫌みだな」と感じてしまいました。
いつもケンカばかりして、優しくしてあげようなんて思ったこともない私のことを非難し、「このような姉であれ」と押しつけられた気がして、どちらの本も好きになれませんでした。

大人になってからは、妹と二人でお酒を飲みに行ったりショッピングに行ったり。
お互い結婚して子どもが生まれてからも頻繁に行き来し、幼い頃が嘘のように、仲良くしています。

当時を振り返ると、相当私はひねくれていたな、と苦笑してしまいます。
でも、やっぱりこの絵本を開くと、当時の苦い思い出が甦り…。

わが娘たちにはこんな思いを抱いてほしくないな、と切に願うのです。
posted by: hee-san | 絵本 | 23:47 | comments(0) | - | - | - |
ここから先、大人はお断り!「めっきらもっきらどおんどん」
こどもたちは大好きなんだけど、大人から見るとイマイチ、どこが面白いのかよくわからないもの…ってありませんか?

「めっきらもっきらどおんどん」は、私にとって、まさにそんな一冊。
まず、そのタイトルがへんちくりんでよくわからない。
でも、こどもたちって、その「へんちくりんなもの」に惹かれるのですよね。
娘たちときたら、あまりにもみんなが借りるのでぼろぼろになっているにも関わらず、何度もこの絵本を保育園から借りてきて、「読んで〜」とせがむのです。
そして、こちらがページをめくるのを待ちきれないように、この作品の代名詞のような、主人公かんたのめちゃくちゃな歌「めっきらもっきらどおーんどん♪」を大声で歌い出します。
この歌詞もとってもへんちくりん。
だけど、一度聞いたら不思議と忘れないんです。

この歌を歌ったとたん、かんたは神社の木の根元の穴に吸い込まれ、別世界へ。
おかしな三人組(見た目は妖怪っぽい?)が出てきて順番に遊ぶのですが、お餅のなる木が出てきたりと、私から見ると「変な遊び」ばかり。
ところがだんだん遊び飽きてくると、かんたはお母さんが恋しくなって…。

あれ?
どこかで読んだことがあるようなストーリー?

そう、木に吸い込まれて妖怪に出会う場面はトトロみたいだし、偉ぶって彼らと遊んであげるくせに、最後にお母さんが恋しくなるところは、世界的名作「かいじゅうたちのいるところ」にどこか似ているのです。

そうか…。
母親を思い出したとたん、現実の世界へ戻ってしまうということは、やっぱり大人は、空想の不思議な世界に「立ち入り禁止」なんですね。
だから私のような「常識」や「理由」で物事を判断するようになってしまった大人は、この作品のおもしろさを子どもたちと分ちあえないのです。
私にだって、遠い昔、一日中空想に浸っていた時期があったはずなのに…

でもだからこそ、こどもたちには大人気!
娘たちのノリについていけず、楽しさを共有できない悔しさと、置いてけぼりをくったような一抹のさみしさを感じつつ、
「いいよ、行けるうちにいっぱい、そっちの世界に行っておいで!」
と、今日も娘たちの帰還を待つ役回りを引き受けたのでした
posted by: hee-san | 絵本 | 00:11 | comments(0) | - | - | - |
通学路にまつわる思い出 「バスをおりたら…」
小学校低学年の頃、静岡県の富士宮市に住んでいました。
富士宮といえば、今やB級グルメの焼きそばが全国区で有名ですが、ほかにも、白糸の滝、朝霧高原など、観光名所があちこちにあります。
もちろん一番の絶景は、富士山。
目の前にそびえたつ富士山を見上げ、毎朝、全校生徒が校庭に並んで、
「ふ〜じは、に〜っぽんいちの〜やま〜」と歌いながら、乾布まさつをしていました。

学校は、養豚場や水田に囲まれた山の中。
自宅から学校への通学路も、茶畑、梅畑、桑畑、さらには乳牛舎を通り抜けて行くという、今思えば、子どもが遊ぶには絶好のロケーション。
家の裏の林では、普通にぜんまいやわらびが採れたものです。

とはいえ、学校までは結構な距離がありました。
友達と一緒の時は、梅やお茶の実をとったり、追いかけっこしたりでとても楽しかったけれど、一人の時は、とても長い道のりに感じられました。特に大雨が降ると「ここに『どこでもドア』が現れないかなあ」
とか
「目をつぶって開いたら、家に着いてるといいなあ」
なんて、現実逃避の空想ばかり。どこまでも続くように見える茶畑を睨みつつ、
「家に着くまで、あと電柱○本」
などと数えながら、トボトボと歩いたもので
そのうち、ピアノのレッスンで先生のお宅まで行くのに、週に一度、学校から駅までのバスに乗るようになりました。すると、その快適さにびっくり!
こんなに楽なら…と、こっそりお小遣いを持ち出しては、ピアノのレッスンがない日もバスに乗って帰るように。

しかしそんな悪だくみも、お小遣いがあっという間に消えてしまい消滅。
おまけに、行先を間違えて、慌てて引き返したことも…
今考えると、本当に浅はかだったなあと、我ながら呆れてしまいます。
でも先日、この「バスをおりたら…」を読んだら、なんと、同じことが書いてあるのです。
まるで私そっくり
うそっ!デジャヴ!?
慌てて作者紹介の欄を見ると、作者の小泉るみ子さんは、北海道美唄のご出身だとか。
この作品の舞台も、北海道の農村だそうです。

はは〜ん、とピンときました。
小泉さんは、自分がこどもの思い出を物語にしたに違いありません。
ひたすら続くさとうきび畑を進む姿や、念願のバスに乗り込んだときの喜びの表情など、実際に経験していなければ描けない臨場感があふれていますもの!
試しに小泉さんの絵本を検索してみたら、大自然を舞台にした絵本が数多くみつかりました。

ちなみに現在、わが娘が通っている小学校は、自宅から徒歩3分。
親にとっては安心ですが、長距離ならではの、冒険やら苦難やらを味わえないのは、ちょっぴり、残念な気もするんですよね
posted by: hee-san | 絵本 | 08:12 | comments(0) | - | - | - |
ダイナミックで突っ込みどころ満載 「きょうはみんなでクマがりだ」
今日は久々の雨。
数日前から、けっこうな雨量が予測されてました。
おまけに、大地震が起きるかも…なんて噂が出回ったうえに、私の部署は4人もお休み。
朝の通勤電車も遅れていたし、なんだか不安で憂鬱な一日の始まりでした。
こんな日は、ちょっとでも気分をあげるために、楽しい大型絵本を読みたくなります。

「きょうはみんなでクマがりだ」はタイトルどおり、一家総出(でもなぜか、パパはいるのにママがいない)でなんと、「クマがり」に行くのです。
赤ちゃんだって犬だって一緒にです。
しかも、まるでピクニックにでも出かけるように、気軽に、手ぶらで!

足取り軽く家を出た一家ですが、ぬかるみやふぶきなど様々な障害が待ち受ける大冒険に。
それでも、なんとかたどり着いたほらあなでみつけたのは…!

「なんでクマがりなんだろう?」
――なんて読者の疑問にはさっぱり答えてくれず、さっさと、彼らのペースで「おやぁ!」なんて言いながら、森を抜け、川をちゃぷちゃぷ渡って進んでいきます。

いっぽう、突然このイベントに駆り出されたクマはちょっぴりお気の毒。
せっかく独り静かに過ごしていたのに、人間たちときたら、勝手に押し掛けて、勝手に驚いて逃げて、おまけに、せっかく遠くまで追いかけたのに締め出されて…。
スゴスゴと肩を落として帰るクマの哀愁漂う姿には、慰めの言葉をかけたくなります。

思わず口ずさんでしまう言葉の繰り返しや、ページをめくるたびのダイナミックな場面展開がおもしろいうえに、すばらしく美しい絵。
図書館で出会ったときに一目ぼれした作品です。
突っ込みどころ満載な感じを共有したいので、一人より大勢で読むのがオススメ。
みんなで笑いころげましょう。

でも、この魅力を効果的に読むのがむずかしくて、私はまだ小学校での読み聞かせに使ったことがありません。
酸いも甘いも噛み分けて、浮世離れした冒険好きのお父さんが読めば、きっとこの作品の魅力が活き活きと伝わるんじゃないかなあ、と思います。

どこかに、そんなステキなお父さん、いないかしら…。
posted by: hee-san | 絵本 | 21:35 | comments(0) | - | - | - |
いつか来るその日のために 「つきのよるに」
立冬だそうです。
まだ暖かい日が続き、ピンときませんね。

それでも、昨夜の月は青白さがまぶしいくらいに鮮明で、そうだ、11月の夜空は一年で一番美しいのだと実感しました。

それにしても、月を見るとなぜ胸騒ぎがするのでしょう。
あの青白い光に、そうさせる力があるのでしょうか。
懐かしいような、悲しいような、それでいて見守られているような、不思議な気持ちになります。

それで思い出したのが「つきのよるに」。
月の夜に生まれた「ぼく」と「かあさん」、シカの母子の物語です。

生まれてからずっと子に生きる術を教え、成長を見守り続けていた母シカが、ある日突然、子を突き放す。
一見、残酷なように見えますが、生きていくために必要な、親離れ、子離れの儀式です。
全体を通して「月」が、さながら子を見守る母親の象徴として使われています。

幼い子どもに読み聞かせるには、ちょっと厳しすぎる内容かもしれません。
でも母親にとっては、母子の関係をじっくり考えさせられる作品です。

私は毎朝、娘を起こし布団をめくるたび、その大きさに驚きます。
私の中では、彼女たちはまだ幼な子で、4歳の次女に至ってはいつまでたっても身長が90センチくらいのイメージ。
でも実際は、もう110センチ近いので、約20センチのギャップがあるのです。
娘の成長に、母親の私が追いていけていないワケです。

いつまでも娘たちを抱っこしていたい私は、この作品のように、強い意志をもって突き放すことなどできそうにありません。
動物は偉いなあ、と感心してしまいます。
生きていく術を伝授し終えたら、迷うことなく、突き放すことをつらぬくのですから。
それはおそらく、本能による行動でああって、感情が行動を支配する人間には難しいこと。
でも、私たち人間も、その野生の本能を思い出せずにいると、親が子どもの自立を妨げる結果につながることも…。

娘に求められて手をつなぐと、その小さく柔らかい手のぬくもりとともに、母の愛を切実に求める気持ちまでが伝わってきて、何ともいえず愛おしさで胸がいっぱいになります。

それでも、日に日に成長していく娘たちの手を、離さなければならない日が必ず来る。
彼女たちも、母親の手を必要としなくなる日が来る。

その時のために、今から少しずつ、気持ちの準備しておかなくてはなりません。
必要とされる期間はありったけの愛情を注いでいたいけれど、いざ独り立ちのときが来たら…。
たとえ胸中は引き裂かれるような思いでも、この作品のモチーフに使われている「月」のように、いつでも遠くから見守る存在であり続けたい、と願うのです。
posted by: hee-san | 絵本 | 22:06 | comments(0) | - | - | - |
こんなワンちゃんが家族だったら? 「いぬのマーサがしゃべったら」
いぬのマーサがしゃべったらいぬのマーサがしゃべったら
作・絵:スーザン・メドー / 訳:ひがし はるみ / 出版社:フレーベル館絵本ナビ

私がこのブログを登録しているJUGEMで、「どんなペットを飼ってみたいか」というお題が出ていました。
なんと、11月1日は犬の日なのだそうです
知らなかった…

我が家には「うさぎのマシュマロ」の回でご紹介した通り、ネコのミーちゃんがおります。
必要以上に鳴くこともないレディーですが、大きな瞳で何かを訴えようとしている姿を見ると、「もしミーちゃんがしゃべれたら、どんなことを言うかしら?」と考えてしまいます。

そんな夢を叶えてくれたのが、この「いぬのマーサがしゃべったら」。

このワンちゃん、なんとABCスープ(アルファベットの形をしたマカロニが入ったスープ)を飲んだら、人間の言葉がしゃべれるようになっちゃったんです!

犬がしゃべれるようになったら、どうなるかって…?
やはり人間の思惑通りにはいきません。
最初は喜んだ家族も、次第にマーサのおしゃべりを疎ましく感じるようになり、それを知ったマーサも、心を閉じてしまいます。
ところがある日、家族が留守の間に泥棒が押し入り、マーサは勇気を出して…

こんなワンちゃんが家族だったらどんなに毎日楽しいだろう?
うちのミーちゃんに今度試しにABCスープを飲ませてみようかしら?
などと考えてしまう、動物を家族に持つ我が家の夢を叶えてくれる作品です
posted by: hee-san | 絵本 | 22:59 | comments(0) | - | - | - |